2016年2月16日

合鉄、異形棒販価 立て直しに注力 鉄スクラップ高を転嫁

 合同製鉄は、2月から枠売り(指定鉄筋業者向け等)、物件向けスポット価格ともに、異形棒鋼販売価格の立て直しに注力する。異形棒鋼の需要停滞・出荷低調を受けて、関東地区製品市況がジリ安傾向にある中、原料・鉄スクラップ価格が上伸しており、ここにきてメタルスプレッド(原料購入価格と製品販売価格の差)は悪化。このため、合鉄は1月以降で異形棒鋼の販価に下限値を設定したが、船橋製造所で出荷見合いの生産を継続しながら、原料価格上昇分を販価に転嫁し、採算回復を目指していく。







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