2016年3月17日

高炉大手、賃金改善2年で月2500円

 春闘の集中回答日の16日、高炉大手は16年、17年度合計で月額2500円の賃金改善を回答した。労働組合が求めた16年度、17年度それぞれ4000円の賃金改善には及ばないが、2年サイクルの前回、2年前の春闘に比べて2年で500円上積みした。世界的な過剰能力にあって鉄鋼業の事業環境は厳しいなか、固定的なコスト増には慎重にならざるを得ないとしながら、コスト削減などへの従業員の協力に報い、今後も競争力強化策に努力を促すために最大限の線として賃金改善に応じる。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more