2016年4月6日

佐伯・鉄産懇会長 在庫調整肝要好材料出始め

 鉄鋼産業懇談会の佐伯康光会長(新日鉄住金副社長)は5日、経済産業省まとめによる2016年度第1四半期需要見通しについて「季節的要因もあって非常に低いレベルにとどまった」との認識を示した上で、「海外鋼材市況が好転し、鋼材市況を下押していた原料価格も上昇している。第2四半期は建築・土木、自動車、産業機械など多くの分野で国内需要が増えると聞いている」と指摘。「足元は厳しいが、良い材料も出始めている。節目となる重要な時期を迎えており、在庫調整をやり切ることが肝要」と強調した。







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