2016年7月14日

神戸製鋼、真岡発電所で起工式

安全祈願祭で川崎社長が鍬入れ
 神戸製鋼所が100%子会社のコベルコパワー真岡(橋本公男社長)により栃木県の真岡製造所隣接地で進めている真岡発電所の建設工事の起工式が13日現地で行われ、川崎博也・神戸製鋼会長兼社長はじめ関係者約130人が参加して工事の安全を祈願した。2019年後半(7月予定)の1号機稼動、20年前半(1月予定)の2号機稼動を目指す。各62万4000キロワットで合計124万8000キロワットを発電する計画で、最新鋭のガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)方式による国内最高レベルの効率で発電を行い、また国内初の本格的な内陸型発電所として、電源の分散立地によるエネルギーインフラの強靭化や地域発展に貢献期待がある。