2016年11月15日

中国鉄鋼業、設備稼働率80%目標 5カ年計画 粗鋼10億トン以下

 中国政府は14日、2020年最終の5カ年の鉄鋼業調整昇級計画を発表し、鉄鋼の設備稼働率を20年に80%と15年の70%から引き上げる目標を掲げた。粗鋼生産能力を最大1億5000万トン削減して10億トン以下に減らし、稼働率を上げ、産業の収益力を改善する狙い。統合再編によって産業集中度を上げ、人員を合理化し生産性を向上させる。ゾンビ企業の淘汰など産業構造を改革して国際競争力を高め、資源確保や工場進出など海外展開にも力を向ける方針だ。







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