2017年8月31日

新日鉄住金、スラブ連鋳 独自の制御技術適用

 新日鉄住金は、スラブ連続鋳造工程における独自の制御技術「Qパラメータ制御」の適用を広げている。「Qパラメータ」は鋳型内の溶鋼湯面変動を抑制することで圧延後疵の原因となる鋳片欠陥を防止し、スラブ品質の向上、生産性向上、操業安定化などにつなげる技術。旧住友金属工業・鹿島製鉄所で実用化されたものだが、2012年10月の新日鉄住金発足後はトップランナー技術の横展開の一環として、第2世代により技術深化させ、これまでに君津・名古屋・広畑各製鉄所のスラブ用連続鋳造機に導入した。







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