【国内環境は好転】
新日本製鉄と住友金属工業が「世界トップクラスの総合鉄鋼メーカー」を目指し、経営統合に向けて検討を開始すると発表したのは11年2月。最大手と3位メーカーの超大型合併。独占禁止法上のハードルは相当高いと見られていたが、両社はアジアの鉄鋼大競争時代到来の強い危機感を背景に「公取委をロジックで説得しようとする不退転の決意」(当時の公取委・企業結合課長)で臨み、時代を切り拓いた。
新日鉄住金は、こうして当初計画通り12年10月1日に発足し、「総合力世界ナンバーワンの鉄鋼メーカー」の実現に向けて、荒海の中を出帆した。




















