2017年9月11日

新日鉄住金、店売り向け薄板 引受け50%削減

 新日鉄住金は8日までに第3・四半期(10―12月)契約について店売り向け薄板の引き受け量を通常レベルから約50%削減することを決めた。自動車、建設、産業機械など国内外の需要が旺盛な中、輸出向けの大幅調整をしたうえでもなお対応が難しいと判断したもので、対象は上期から先行的に引き受け削減を行っている熱延酸洗・冷延・めっき鋼板とともに、最大数量となる熱延黒皮も新たに加える。薄板3品在庫は7月に適正と目されている400万トンを割り込んでいるが、新日鉄住金が引受削減を拡大することでさらにタイト化の様相を強める可能性が高い。







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