2017年10月6日

鉄鋼内需の回復鮮明

 国内鉄鋼需要の回復が鮮明になってきた。先行指標となる用途別受注(日本鉄鋼連盟まとめ)は、2017年度4―7月の国内向け普通鋼鋼材が前年同期比1・9%増の1426万2000トン、特殊鋼鋼材は4・0%増の399万3000トン。製造業分野の需要が堅調で、建設分野も東京五輪関連プロジェクトの本格化などで回復し始めた。中国の鉄鋼輸出・販売価格動向、鉄鋼原料価格など不安定要素はあるが、国内の鋼材市況は、需給タイト化を背景に上昇傾向にある。「国内の景気は回復が続いており、鉄鋼マーケットの潮目に変化の兆しが見え始めた」(高炉メーカー)。







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