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2021.3.2鉄スクラップ、国内相場の上昇続く 需給ひっ迫 先高観依然強く
高炉大手の主原料調達価格の動向が見えてきた。業界関係者によると、鉄鉱石は来年1―3月価格が10―12月比8%程度下がる見通し。3四半期連続の下げ。原料炭は10―12月の強粘結炭で12%程度上がる見通し。3期ぶりの上げ。主原料のスポット価格は比較的高止まりしているが、中国の減産が見込まれる中で、鉄鉱石は下げ傾向が続くとみられている。原料炭は供給障害などが重なり、直近でも上昇に転じるなど、不安定さが残り、豪州のサイクロン多発時期に向けて警戒が必要のようだ。
H2 | 新断プレス |
41500円 (―) | 43300円 (―) |
384.29ドル (-0.75) | 400.96ドル (-0.78) |