2018年2月26日

本多記念賞に深道氏(東北大名誉教授)、先進磁性機能材料で

 本多記念会は23日、2018年度の第59回本多記念賞、第15回本多フロンティア賞、第39回の本多記念研究奨励賞の受賞者を決定したと発表した。金属を中心とする材料科学・技術の発展に貢献した研究者に贈られるもので、本多記念賞は「先進磁性機能材料の基礎から応用への展開」で東北大学の深道和明名誉教授に贈られる。本多フロンティア賞には「先端半導体デバイスにおける高信頼性配線材料の開発と自己形成拡散バリア層の発明」で小池淳一・東北大学未来科学技術共同研究センター教授、「第一原理計算の材料科学への応用と新材料探索」で田中功・京都大学大学院工学研究科教授の二氏が、本多記念研究奨励賞には「多孔質金属を用いて作製した2次元グラフェンの特徴を良く維持した3次元グラフェンによる応用研究の開拓」の伊藤良一・筑波大学数理物質系准教授をはじめとする5氏が選ばれた。贈呈式は5月29日に東京の神田学士会館で行われる予定。

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