2018年5月2日

世界の造船手持ち工事量、17年末1.4億総トンに減

 日本造船工業会がまとめた2018年の造船関係資料によると、17年末段階の世界の造船手持ち工事量は、4598隻(前年末比5・3%減)、1億4369万総トン(同5・5%減)となり、総トン数は2年連続で減少し、1億5000万総トンを下回った。このうち日本は737隻(同15・1%減)、3041万総トン(同18・3%減)と減少した。世界的に手持ち工事量が減少する中で、日本も隻数、総トン数とも減退。総トン数は2年連続で減少、3年ぶりに3500万総トンを下回り、3000万トン際まで下げた。日、中、韓とも16年末よりも隻数、総トン数がマイナスとなった。