2018年5月7日

普通鋼電炉 アジア向けビレット輸出商談 CFR560ドル以上目指す

 日本の普通鋼電炉メーカーは、鉄鋼メーカーを主体とするアジア需要家とのビレット(鋼片)輸出商談において、CFR(運賃込み条件)トン当たり560ドル以上での成約を目指していく。FOB(本船渡し条件)トン当たり525ドル以上(日本円換算で5万7000円以上)になる。鉄スクラップ価格など先行きの動向で不透明感が漂う中、日本の普通鋼電炉メーカーはビレット輸出の新規商談に慎重姿勢で臨む考えだ。