2018年5月10日

朝日工業、鉄筋棒鋼でOEM供給開始

 大手鉄鋼メーカー、朝日工業は2018年度において、埼玉工場(埼玉県児玉郡神川町)で生産している鉄筋棒鋼でOEM(相手先ブランドによる生産)供給を開始する。同社によるOEM供給は初めて。製鋼から圧延までの一貫生産によるOEM供給が主体になるが、対象企業から半製品(ビレット)の供給を受けるケースも想定。自社ブランドで生産・販売するケースに比べ、鉄スクラップ価格変動や副資材など各種コスト変動に左右されにくく、OEM供給で収益改善を進める。