2018年8月16日

桂スチール 溶接設備、岡山で大型投資

 桂スチール(本社=兵庫県姫路市、三木桂吾社長)はBH(ビルトH形鋼)用の最新鋭の溶接設備を導入するともに、既存の溶接設備も更新する。最新鋭設備については約2億円を投じて、来年2月末をメドに岡山第1工場(岡山県備前市吉永町神根本)にイタリア製の水平すみ肉溶接機を導入するもので、同設備は自動反転機を装備、仮組みをしなくてもそのまま本溶接ができるなど、製作作業の効率化に貢献できるのが特徴。一方、既存の溶接設備の更新は年末までに、3基を入れ替えるもので、投資金額は約3億円。一連の投資はBHや切板がフル操業となる一方で、中長期的には人手確保が厳しく、工場全体の省力化が課題となっており、これに対応するため、設備の老朽化対策と自動化を図るのが目的。

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