2018年10月22日

鉄鋼メーカー・下期、安定供給が最大テーマ 海外リスク懸念も需要堅調

 2018年度下期は、米国発の保護貿易の連鎖が広がる中、ブレグジット問題、中東などの地政学的リスク、新興国通貨安、大型自然災害、世界同時株安などが続く混乱の中でのスタートとなった。鉄鋼業界にとっては、米中貿易摩擦の過熱による中国経済の減速と内需減少、その結果としての輸出増加による国際市場への影響が最大の懸念材料となるが、足元、世界・中国の実体経済は総じて安定しており、鉄鋼需要も堅調に推移。国内では製造業・建設分野ともに需要は好調で、相次ぎ発生した自然災害の復旧・復興需要、消費税増税前の駆け込み需要も本格化してくる。海外におけるリスク要因が増えていることから予断を許さないが、鉄鋼メーカーにとっては堅調な需要に対応する安定生産・供給が最大のテーマとなりそうだ。

おすすめ記事(一部広告含む)