2019年2月5日

コベルコ建機、グローバル連携体制強化

 コベルコ建機(楢木一秀社長)はグローバル拠点網を生かして生産から技術開発まで連携体制を強化する。生産では米中摩擦の影響最小化のため、中国から米国に輸出していた製缶部品の生産をタイに切り替える。広島の五日市工場での大型解体機製造の一部をクレーン製造の大久保工場に移し、大型製缶など共同対応を検討する。能力増強する五日市ではSmartFactory推進による効率化・自動化を実践、この取り組みを親会社の神戸製鋼所とも共有していく。ICT(情報通信技術)建機の技術開発も加速、インドでも進め、図面調整から着手し、将来は現地でのICT建機関連技術の開発も分担。グローバルでの相互補完で最適化を促し、高度化する。







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