2019年6月10日

中国景気減速懸念強まる 粗鋼増産に一層の注意、鉄産懇・中村会長

 鉄鋼産業懇談会の中村真一会長(日本製鉄副社長)は7日の会議後、世界経済について「注目される中国は政府の景気刺激策によって一時的に下げ止まりの兆しも見られたが、米中貿易協議難航に起因する関税引き上げの動きを背景に景気減速懸念が再び強まっている。米国は堅調だが中国からの輸入品への関税拡大の影響が懸念され、英国のEU離脱問題もあり、先行き不透明感が強まっている」と述べ、今後の動向を慎重に見極めていく必要があると指摘した。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more