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2024.12.4
2020年3月6日
複数の部品メーカー筋によると、トヨタ自動車は部品査定の基準とする2020年度上期(4―9月)の鋼材支給価格を前年度下期の水準で据え置くことを決めた。鉄鉱石や原料炭の価格推移や為替変動などを基に鉄鋼メーカーとの間で協議するフォーミュラ型の価格交渉の決着を受けたもので、基準となる原料価格は値下がりしたものの、トヨタは高炉メーカーの収益悪化やティア1メーカーの減益状況などを一定程度考慮したとみられる。トヨタの支給体系で代表品種ともいえるホットコイル価格は7万6500円(トン当たり)。
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