2020年9月2日

世界連結粗鋼1億トン目指す 日本製鉄・橋本社長

日本製鉄の橋本英二社長は1日、世界連結粗鋼能力1億トンを目指す考えを明らかにした。「需要が伸びる海外でM&A(企業の合併・買収)を進める」(橋本社長)。インドと米国、ASEANでの既存製鉄所の買収や電炉の建設を視野に入れる。国内は需要の減少に合わせて能力を削減し、製鉄所の収益力回復と技術・製品開発力の強化を図る。実力を上げる中国勢との競争が厳しくなる中、技術商品力を生かし、中国勢に先行する海外の拠点網強化と新たな投資によって「名実ともにトップ」(同)の地位を手にする構えだ。







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