2020年12月10日

関東電炉 細物鉄筋棒鋼、値上げ機運高まる

 関東地区の細物鉄筋棒鋼電炉メーカーは鉄スクラップ価格の急騰、各種コストの高止まりを受けて、販売価格を引き上げる機運が高まっている。一部メーカーは実質オファー止めとし、細物鉄筋棒鋼の販売価格を12月14日契約分からトン当たり6万8000円に、2021年1月契約分からは同7万円にそれぞれ引き上げる動きが見られ、「今後の鉄スクラップ価格動向次第でさらなる販価引き上げも検討しなければならない」(細物メーカー)と、急激なコストアップに危機感を募らせている。

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