2017年6月5日

線材加工メーカー、関東 値上げ機運高まる

 関東地区の線材加工メーカーにおいて値上げ機運が高まっている。普通線材製品の母材である普通線材価格の追加値上げ分を転嫁する動きが今月下旬から本格化する見通しで、さらに輸送運賃やエネルギーコストなど鋼材価格以外のコストアップ要因についても適正な転嫁を図る。直近では地区大手メーカーが自主廃業を決めるなど業界の採算は厳しく、各社は加工賃の改定も含め再生産可能な収益体質への転換を目指す構えだ。







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