2021年3月18日

大阪電炉3月粗鋼、27万トン台前半見通し 前年並み 新規受注厳しく

 商社・流通などによると、大阪地区電炉メーカー8社8工場の3月粗鋼生産は27万トン台前半の見通しとなった。前年同月並みの水準で、営業日が増えるために前月比では7000トン前後増加する。ただ、新型コロナウイルス禍の影響に加え、電炉主原料の鉄スクラップ価格の変動幅が大きく、「ゼネコンなど需要家が買いに慎重となっており、足元の新規受注はかなり厳しい」(地区電炉メーカー)との声も聞かれる。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more