2021年3月19日

日本製鉄音楽賞 フレッシュアーティスト賞に川口氏 特別賞はステージマネージャーの猪狩氏

 日本製鉄は18日、第31回日本製鉄音楽賞のフレッシュアーティスト賞に川口成彦さんを選定したと発表した。古楽器のフォルテピアノで多数の国際コンクール受賞に加え、モダンピアノでも世界公演を展開するなど視野の広い音楽表現が評価された。特別賞はステージマネージャーの猪狩光弘さんが受賞した。副賞はそれぞれ300万円、100万円。東京本社で22日贈呈する。受賞記念コンサートは紀尾井ホールで7月に開く。

 31歳の川口さんは東京芸術大学とアムステルダム音楽院の古楽科修士課程を修了し、アムステルダムを拠点に活動している。2013年の第1回ローマ・フォルテピアノ国際コンクール優勝など多数受賞。18年の第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位で日本で広く知られ、NHKBSの特集でも紹介された。

 67歳の猪狩さんは旧新日鉄音楽賞時代に特別賞を受賞したステージマネージャーの草分け的存在、宮崎隆男さんに師事した。01年から19年までサントリーホール3代目ステージマネージャーを務めた。演奏家から絶対的な信頼を得てきた。現在はフリーランスで活躍し、後進を指導している。

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