2021年3月22日

鈴豊精鋼、次世代車向け開拓注力 新中計、営業体制を刷新

 磨棒鋼、冷間圧造用鋼線(CHワイヤ)、冷間鍛造品メーカーの大手、鈴豊精鋼(本社=名古屋市緑区、鈴木貴博社長)はこのほど、2023年度(23年12月期)を最終年度とする3カ年の新中期経営計画を策定し、スタートした。中計の柱の一つとなる、新営業体制の確立による次世代自動車関連需要の新規開拓では、計画期間中に電気自動車向けなどの新たな部品受注を、全社的な販売の10%(重量ベース)に押し上げ、自動車の機構変化に追随する経営戦略を示した。