2021年3月30日

溶接ヒューム、健康被害防止が義務化 全構協、措置徹底呼び掛け

 全国鉄構工業協会は加盟企業に対し、「溶接ヒューム」の健康障害防止措置の促進を呼び掛け、業界全体で対策の徹底を図る。厚生労働省が「溶接ヒューム」、および「塩基性酸化マンガン」による労働者の健康被害を防止するための労働安全衛生関係法令を改正、今年4月1日から施行。鉄骨製作工場にも防止策が事項ごとに期限を設けて義務化されたことから、これに対応するもの。加盟企業はこの防止策を講じるとともに、工場内の換気装置の設置などの設備投資を加速させていくとみられる。

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