2021年6月4日

鉄スクラップ 国内相場が高止まり

国内鉄スクラップ相場が高止まりしている。指標品のH2電炉買値は、東京・名古屋・大阪3地区平均でトン当たり5万円前後と12年ぶりの高値を維持している。中国政府が商品価格高騰の抑制に向けた取り組みを立て続けに強化し鋼材価格が下落した影響などにより、鉄スクラップの国際相場が下落したものの、国内市場には大きく波及していない。鋼板需給のひっ迫で高炉メーカーの国内鉄スクラップ需要が旺盛な上に「鋼板を主力とする東京製鉄や特殊鋼電炉の生産水準が高い」(商社)ことなどが下支えしている。

おすすめ記事(一部広告含む)