2021年8月11日

鉄スクラップ市況 H2下落 夏季炉休控え

国内の鉄スクラップ相場が先週末にH2を中心に下落した。上級品と指標品の値差が拡大している。鉄スクラップ総合価格(3地区電炉メーカー購入価格平均、産業新聞調べ)のH2と新断バラの値差は、10日時点でトン当たり8200円に広がり、今年最大となった。国内の複数電炉が夏季炉休を控え、H2の需給が緩んだ。一方で国内外の高炉などは上級品の調達を進めている。海外では上級品と指標品の値差が日本よりも大きく、5日には韓国・現代製鉄が鉄スクラップ輸入入札でH2と新断バラの日本への提示価格の差をトン1万8500円にまで広げている。国内での値差も今後さらに拡大しそうだ。

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