2021年9月13日

JFEスチール 建築構造用550ニュートン級熱加工制御鋼 薄肉製品、福山でも製造

JFEスチールは13日、建築構造用550ニュートン/平方ミリ級TMCP(熱加工制御)鋼「HBL385B―L」の製造拠点を西日本製鉄所(福山地区)に拡大し、国土交通大臣認定を取得したと発表した。HBL385は鉄骨造(S造)の梁に使う溶接組立H形鋼のウェブにも使用され、経済的な観点から建築物の軽量化のために板厚をより薄肉化するニーズが高まっていた。2010年に東日本製鉄所(京浜地区)で「同B―L」を商品化していたが、需要拡大を踏まえ厚さ12―19ミリの薄肉対応できる製造拠点を本年6月に福山にも拡大し、2拠点での製造を可能とした。





スポンサーリンク