2021年11月11日

日本製鉄3000円値上げ 11契、H形鋼店売り

日本製鉄は11日、11月契約(12月生産)の店売り向けH形鋼の販売価格を対前月でトン当たり3000円値上げすると発表した。2カ月ぶりの値上げとなる。鉄鉱石価格は中国の減産で下落するものの、原料炭はグローバル需給でのタイトな状況を受けて上昇、過去最高水準で高止まりするのをはじめ、原料、合金鉄など副原料、副資材、電力コスト、物流費などの諸コストがアップ。コラム、厚板など僚品を含めた国内外の需給や市況水準などを総合的に判断し、値上げに踏み切った。物件(プロジェクト)向けもコスト面などを考慮し、価格改善を図る。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more