2022年1月19日

日本製鉄 店売り1契販価 H形鋼 連続据え置き

 日本製鉄は19日、1月契約(2月生産)の店売り向けH形鋼の販売価格を据え置くと発表した。2カ月続いて値上げを見送った。今回は本年3月で東日本製鉄所君津地区の大形ミルを休止するため、店売りでは同製鉄所鹿島地区、関西製鉄所和歌山地区堺の製品を対象とした売り出しとなる。下落した鉄鉱石価格は反発、調整が見られた原料炭は再び高値水準に上昇。合金鉄など副原料、電力コスト、物流費などの諸コストがアップするが、前々月の同3000円値上げの着実な浸透と市場動向を見極めるため、価格据え置きとした。物件(プロジェクト)向けも諸コストの状況などを注視しながら店売りの価格方針に沿って対応を進める。







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