2022年2月2日

スクラップ船積み 大阪湾岸、21年3割減 「国内高・輸出安」映す

関西鉄源協議会がまとめた2021年の大阪湾岸スクラップ船積み数量は、前年比32%減の39万875トンだった。新型コロナウイルス禍からの経済回復が進み、鋼板類を中心とした鋼材需要が増加したことなどを背景に鉄スクラップ相場は「国内高・輸出安」の状況が続いたため輸出向けが大幅に落ち込んだ。「脱炭素化の流れの中、上級品種を中心とした国内需要が増えたことも影響している」(流通筋)という。

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