2022年3月15日

東京デーバー、異形棒鋼7000円値上げ11万円 14日契約から

 東京鉄鋼と伊藤製鉄所の異形棒鋼共同販売会社、東京デーバー販売(本社=東京都千代田区、社長=飯塚一夫・東京鉄鋼常務執行役員)は3月14日契約分から、異形棒鋼の販売価格をトン当たり7000円引き上げ、同11万円とした。ロシア・ウクライナ情勢の影響を受けて、主原料の鉄スクラップをはじめ合金鉄や原油などの価格が急騰し、製造コスト負担が急激かつ大幅に増えていることから、「緊急事態の状況下で、製品販売価格の引き上げが急務と判断し、追加値上げに踏み切る」(同社営業担当役員)とした。