2022年5月13日

前3月期・12社 普通鋼電炉5社経常赤字 鋼板・形鋼系は増益

普通鋼電炉メーカー12社(連結9社、非連結3社)の2022年3月期決算が11日に出そろった。電炉主原料となる鉄スクラップや合金鉄などの調達コストが膨らみ、大きく利益を圧迫した。原材料高に伴う製品値上げで全社が増収となったが、内需の回復が鈍い異形棒鋼の採算改善が遅れていることもあり、12社のうち2社が経常減益、5社は赤字を計上。一方で需要が旺盛な鋼板を主力とする東京製鉄や中山製鋼所、中部鋼鈑、一般形鋼がメインの大阪製鉄、米国を中心に海外事業が好調だった大和工業の5社は販売価格の改善が進んだこともあり、大幅な増益を確保するなど明暗が分かれた。
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