2022年7月11日

ステンレス市況上伸続く 鋼板最高値・鋼管100万円へ

 ニッケル系をはじめとするステンレス鋼板や条鋼、鋼管の市況は今夏も上伸局面が続きそうだ。主要鋼種のニッケル系冷延薄板の市況がトンあたり65万円に達したほか、厚板や棒鋼、溶接鋼管やシームレス鋼管なども上値をうかがう展開が続いている。メーカー各社が今年に入り大幅な値上げを打ち出し、流通が販売価格への転嫁を進めているためだ。品種によっては4月契約分が市中に流入しており、流通は販価切り上げを急ぐ。鋼板は過去最高値、溶接鋼管はトン100万円到達の可能性が高まる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社