エア・ウォーターは15日、2024年を最終年度とする3カ年中期経営計画を策定したと発表した。エレクトロニクス関連事業や海外産業ガス事業はじめ各事業ごとの成長、事業間の融合によるシナジー創出、地域事業の拡大などを図り、24年度に売上収益1兆2000億円、海外売上収益比率11%以上、営業利益1000億円を目指す。3年間のM&A投資は計1400億円。長期的には30年度に向けて売上収益1兆6000億円、海外売上収益比率20%、営業利益1600億円を目指す。
新中計「terrAWell30 1st stage」では、国内の既存事業の収益力強化、資源循環や地域事業で将来の成長基盤を育成するほか、海外事業はインドや北米で産業ガス分野でのエンジニアリング体制構築で、24年度売上収益を21年度比約1・8倍の1400億円に拡大。設備投資は3カ年で4000億円、うちM&Aは1400億円を見込む。