2022年8月29日

ハヤカワカンパニー、今期予想 タイ拠点、初の黒字化

大手特殊鋼流通のハヤカワカンパニー(本社=名古屋市、早川元章社長)は、グループの海外生産会社「ハヤカワフォージング(タイランド)」(以下HFT)が、開設4年目の本年度(2023年3月期)に初めて黒字化する見通しだ。主要生産品目のベベルギア(差動傘歯車)の農業機械向けへの納入が本格的に開始されたことが主な要因で、今秋からはかねて設備などの準備を進めてきたトラック向けギアの生産もスタート。拡大するASEAN市場に向けた一大ギア供給基地として、本年度に3億円、24年度に5億円の売り上げを目指す。

スポンサーリンク