2022年9月6日

縞鋼板市況方向感欠く 電炉材と高炉材 価格帯が二極化

 東京地区の縞鋼板市況は東京製鉄の値下げ発表以降、電炉材が弱含みで推移している。一方、高炉材はメーカーから入荷する母材の仕入れ価格が今後も上昇する見込みで、下げ余地がないことから、地合いはしっかりしている。全体的には方向感を欠く展開となる中、有力扱い筋は「鉄スクラップ市況の反発で、電炉材の先安観も後退するのではないか」として、販価維持に注力する構え。







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