2022年9月9日

中部鋼鈑、電気炉更新に合わせ 大型クレーン自動化整備

中部鋼鈑は、来年夏に予定している200トン電気炉の更新に合わせ、周辺設備の整備も進める。製鋼工程では溶鋼用の取鍋を搬送する300トンクレーンと鉄スクラップ投入用の180トンクレーンを更新し有人操作から無人の自動運転に切り替え、作業環境を改善する。圧延工程でも圧延モーターの更新に加え、圧延ラインから冷却ラインへの製品移動に「乗移り装置」を導入し、製品裏面傷の発生を抑制、品質向上を図る。電気設備関係なども含めた総投資額は30億円強で、来夏の電炉更新工事に合わせ実施する。





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