2022年9月27日

22年工作機械受注見通し 1兆7500億円に上方修正

日本工作機械工業会(会長=稲葉善治・ファナック会長)は27日、2022年(暦年)の受注見通しを、本年1月公表の1兆6500億円から、1兆7500億円に上方修正したと発表した。見通し通り推移すると前年比13・5%増となる。内訳は内需6000億円(前年比17・6%増)、外需1兆1500億円(同11・5%増)。国内外とも製造業の繁忙感は強く、ロボットなどと組み合わせた自動化、高効率化、工程短縮や、活発な半導体製造装置関連需要、中国をはじめとする自動車の電動化需要、経済安全保障の観点からの生産拠点の多極化など中長期を見据えた根強い設備投資需要が見込まれると予測する。

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