2022年12月23日

神鋼の低CO2高炉材 豊洲再開発工事に使用 超高層ビル

神戸製鋼所は22日、国内で初めて商品化した低CO2高炉鋼材「コベナブル・スティール」を、IHI、三菱地所、鹿島建設が「(仮称)豊洲4―2街区再開発計画B棟(東京都江東区豊洲)」の新築工事に使用すると発表した。カーボンニュートラルへ向け超高層ビルでも脱炭素化への取り組みが求められ、建設工事の建材由来のCO2排出削減はサプライチェーン全体で進める分野と位置づけ、ビルに使用される鉄骨でも製造時のCO2排出量が少ない製品へのニーズに対応する。同鋼材を鉄骨の一部に使用、建材由来のCO2排出を削減。製造時のCO2排出量を、製品の一部に対し特性を割り当てるマスバランス方式で100%削減するコベナブル・プレミアを使用する。







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