2023年3月28日

鉄スクラップ相場一段安 海外需要鈍り輸出下がる

関東、浜値最大2000円下落

国内の鉄スクラップ相場が先週末に一段安となった。海外価格の下落が日本の市況を冷やした。主要輸出先の韓国やベトナムで不動産の新築需要が減退し、鋼材や鉄スクラップの需要が鈍っている。東京製鉄は全拠点の鉄スクラップ購入価格を25日にトン当たり1000―1500円下げ、全国に値下げの動きが広がった。特に輸出業者は集荷価格を1500―2000円と大きく下げており、電炉メーカーと輸出業者の買値の差が広がっている。





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