全国粗鋼生産7月739万トン 19カ月ぶり増も低水準

全国粗鋼生産量は7月に738万9000トンと前年同月比0・9%増え、19カ月ぶりに増加した。自動車生産の回復基調を得て転炉鋼や特殊鋼が前年を上回っているが、前年は自動車減産を受けて生産を大きく調整しており、反動増の側面もある。輸出市場が低調な産業機械など製造業分野の需要に濃淡があり、建設分野は資材高や人手不足による工事の遅れがみられる。高炉各社は下期の需要と自社の粗鋼を上期並みと予想しており、全国粗鋼は8月以降も700万トン台の比較的低い水準で推移しそうだ。

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