2024年2月15日

東海カーボン、電極構造改革に注力 大口径需要増

 東海カーボンの長坂一社長は14日の決算電話説明会で、2024年は最大の課題として電極の構造改革に取り組む方針を示した。思い切った構造改革を検討しており、本年中に具体的方向性を出す。大口径品シフト、直接還元鉄(DRI)対応など高付加価値化とともに生産能力削減、生産性改善も打ち出す考え。カーボンニュートラルに向けて高炉の電炉化、大口径電極需要の増加が2026年以降本格化するとみて収益力強化を急ぐ。







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