日鉄ＳＧワイヤ値上げ 加工賃含め計3.1万円以上

日鉄ＳＧワイヤ（本社＝東京都千代田区、米澤公敏社長）は、素材メーカーから要請されている線材値上げと加工コストの上昇・高止まりを受け、ばね用鋼線の製品価格を1月からトン当たり1万円、4月からさらに1万円以上値上げする。加えて、加工賃を1万1000―1万3000円上げ、合計3万1000―3万3000円の値上げを行うこととした。23年7月に7000円の値上げを発表して以来8カ月ぶりの値上げ発表となる。今後の原材料や諸コストの状況次第では、さらなる値上げも検討している。