鉄連会見 行政や各国と緊密連携 輸入材増 有効策を検討

　日本鉄鋼連盟の今井正会長（日本製鉄社長兼ＣＯＯ）は25日、東京・茅場町の鉄鋼会館で記者団の質問を受け、急増している中国製鋼材の輸入に対し通商政策を検討していることについて「鉄連で具体的な内容を詰めている。経済産業省と意見交換しており、機動的かつ柔軟な対策を要望していく。あまり時間をかけずに国と話し合いを進めていきたい」と述べ、有効な手立てを講じる考えをあらためて示した。