2025年4月17日

浦安景況収益「悪化」 3月調査41% 需要低位横ばい

 浦安鉄鋼団地協同組合(理事長=村上京子・東洋鋼鉄社長)がまとめた3月の景況実感調査(対象=143社、回答率93・7%)によると、前年同月比で収益状況(粗利)が悪化した企業の割合は1・9ポイント低下の40・6%となった。「改善」や「横ばい」を上回るのは8カ月連続。横ばいの企業は3・2ポイント上昇の39・8%、改善は1・3ポイント低下の19・6%だった。「状況は変わらず、各分野で需要は低迷し、低位横ばいの状況が続いている」(厚板を扱う組合員)のが実態で、新年度も好転の兆しは見えていない。