2025年5月14日

経産省まとめ 4―6月計画 粗鋼生産2033万トンに微減

経済産業省が13日まとめた2025年度第1四半期(4―6月)の鉄鋼生産計画によると、粗鋼は前期比0・3%減の2033万トンと2四半期連続で減る。構造改革の進展、需要環境の悪化もあり、4期連続で2100万トンを下回る水準が続く。鋼材生産は前期比で輸出向けの減少を国内向けの増加が補い、微増の計画。前年同期比では輸出減の影響が大きく、全体を押し下げる。中国の供給圧力が続く中で米国の関税引き上げの直接、間接の影響も見込まれる。





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