2025年10月23日

小棒懇、新政権の政策期待 建設の人手不足深刻化

 全国小棒懇談会は22日、都内の鉄鋼会館で幹事会後に会見を行い、園田裕人会長(日本製鉄常務執行役員厚板・建材事業部長)は、「小棒業界を取り巻く環境はとても厳しく、建築・土木の人手不足が深刻化し、これが課題であることが顕在化している」と分析した上で、「働き方改革が始まって1年半が経過したが、個社、業界団体を含めてできる取り組みを講じ、確実に結果が出ている。これは構造課題であり、経済産業省をはじめ関係省庁からサポートを得ており、いろいろな施策を講じてもらっている。小形棒鋼は内需に立脚した地産地消・資源循環型の社会インフラに不可欠な産業。継続しなければならない業界であり、引き続き皆さんの力を合わせて取り組んでいきたい」と述べた。







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