2025年10月29日

平鋼需要4―9月底打ち 建設向け下期回復期待

2025年度上期(4―9月)の普通鋼平鋼需要(普通鋼電炉メーカー6社・7事業所ベースの国内向け出荷数量、推定)は月間ベースで5万1000トン前後になり、前年同期比で3%、1300トン減少したもようだ。このうち輸出は同1000トン強とみられる。24年度下期(24年10月―25年3月)との比較では2%、900トンの増加に転じており、「以前は下期ヘビー型の需要構造になっていたが、この傾向は解消されている。また下期に比べて上期の稼働日数は少ないことから、25年度上期で需要の落ち込みが底を打った感がある」(普通鋼電炉メーカー)とし、建設分野を主体に下期での需要回復を期待する声が大きくなっている。







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